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ここのところ、Wikiばなに向けて ContentEditableWiki を本格的な Wiki ツールにすべくいじっている。自分のサイトで使いたいのも理由の一つ。

- Wikiばな/VOL.4 - Wiki博覧会
<http://wikibana.socoda.net/wiki.cgi?WikiBana%2fVOL%2e4>
- ContentEditableWiki
<http://ta2o.net/tools/contenteditablewiki/>

で、やっぱりWikiもパスワードでの書き込み権限の管理が必要だと思う。自動攻撃(Wikispam)に弱い。ad hoc な対処は面倒。誰でも書き込めるようにしたければ、パスワードを直接そのページ書いておけばよい。少なくとも Wikispam は防げる。本格的にやる場合はパスワード文字を画像にする必要があるかもしれないけど、個人の Wiki だったらそこまでやらなくてもな。

- Captcha <http://www.captcha.net/>

Wikispam を防いだとしても、書き込まれた内容のチェックをかかさず行わなければならない。Wikiに住み着く「こびとさん」に任せるのも限度がある。というわけで私は今後、不特定多数が書き込めるWikiを作るつもりもなければ設置する気もない。

いい感じに枯れてきている「ふむ Wiki」の内容を、現在開発中の ContentEditableWiki の新バージョン(書き込み制限付き)に移す予定。今年度中にやってしまうつもり。本来は昨年末(12月)のうちにやろうかと思っていたのだが、ちょっと無理だったので。

§

追記050218:
ただ氏から「敗北宣言」との指摘を受けているが、まさにその通り!
<http://sho.tdiary.net/20050218.html#p01>
工夫してがんばるという方向もあるんけど、ここは撤退。引け、引けー! 最前線から一歩後退。かっこよく言うと「選択と集中」(うごー)。

今後 Wiki に画像やらフラッシュやらJavaScriptやらをバリバリ貼り付けられるようにしていきたい。ファイルアップロードもじゃかじゃかやりたい。しかし、これで誰でも自由に書き込めるとなると、悪意がある人が閲覧者に壊滅的な打撃(含ブラクラ)を与えやすくなってしまう。また、著作権がらみの違反も容易。というのが、Wiki に書き込み制限を設けたいもう一つの理由。

書き込み制限のレベルもいろいろあると思うけど、一番ゆるい運用として例えばこんなのを考えている。
- chalow のサポートページを書き込み制限付きの Wiki で再構築。
- パスワードは chalow メーリングリスト(現在停止中)で流す。
- MLの過去ログは非公開。またはパスワードは別途メール。
- パスワードは一定期間(例えば月に一度)ごとに変更する。
- パスワードの通知:「...cgi?passwd=hello」付きURLをメールに載せておく。一度行けば cookie。

私の考えている Wiki の書き込み制限って、本当にパスワードだけ。
CMS みたいにユーザ登録とかそういう面倒なことはやりたくないし。

§

追記050219:
関連すると思うので、2004年11月中旬ごろにMixiでコメントした内容を載せておきます。現在は「書き込み制限ができる Wiki なら良い」とちょっと考え方が変わっていますが。
[...]匿名日記に限らず、ふむWiki自体を今年中か来年1月を目処に閉鎖しようと思っています。毒吐きの温床になっても、私にとって何も得るものはないですからね。「ご長寿ブログを探せ」などの優良(と思っている)コンテンツがあるので、躊躇してたのですが、redirectなどでなんとかする計画です。開設当初は「Wikiだから気に入らないのがあったら当事者が勝手に消せばいいじゃん。メンテも楽じゃん」と思っていたのですが、どうもWikiというのはそういうものではなかったみたいです。考えが浅すぎました。いちいちチェックしてメンテするのも手間なので、Wikiという仕組み自体をあきらめようと思っています。
ちょっと言葉足らずでした。
Wiki自体を否定するわけではなく、公開ページでの誰もが何でも書ける自由なメモ的なWikiというのをあきらめるということだけです。適所適材です。テーマをきちんと決める、というのでも良いかもしれません。
ネタ系は自然に荒れる、荒れを助長する、というのを感じましたね。
2chみたいなもんです。
2ch運営者なみの覚悟はないので、やはり撤退です。